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最悪の布石と気まぐれ伏線の話

「おれはツナギがだいすきだよ？」
「我もよ、ホロノ。一等愛しておるぞ」
「へへ♪　ツナギと一緒だとね、おれ、なにがあってもヘイキなきがするっ！」
「……そうかえ？　我は怖ろしいぞ」
「えー！？」
「お前様が臍曲げた時は大変であったな。ああ、それにあの雌豚に引っ掛かった時なんぞ……」
「びゃっ、あのときはほんとゴメンって～。あーもー笑わないでよツナギ～！」
「怖い、怖いなァ」

　死ぬのは嫌だが、恐くはない。
　だがな。
　お前様を失う、それ以上の恐怖はないだろう。